​消費者の皆様へ

 皆さまユニファイドコミュニケーションという言葉を聞いたことがありますか?これは Unified (統合された) Communications (コミュニケーション、通信) と訳すことができます。日本ではUCと略され呼ばれていますが、あえて日本語で言えば統合的通信でしょうか。(実際に統合的通信とは言いません)

 旧来の通信の代表は「電話」「FAX」「E-mail」「メッセージング(LINE)」などがありますが、これらは音声や画像、パソコンのデータといったいわゆる単一的な通信手段です。でもレストランの話をしながら、地図を見せ合って指差したいことがありますよね! ユニファイドコミュニケーションはこのように、シンプル的な通信手段がより統合されていたほうが便利だよねと考え、人間の感覚にもっと近いコミュニケーションを実現しようとするものです。UCは世界中で注目されている考え方です。

2.日本を救うツールになるために

 UCは「考え方」を指すものですので、少し漠然としているものですが、実は昨今はスマートフォンなどでUCの概念が実現してきていると思います。例えば、​日本人が普段使っている​スマホアプリのLINEを例にとると、

・LINE同士の通話だけでなく、LINEから一般の電話に電話をする。

・LINEで美味しいレストランの会話をしながら、そのレストランの名前を相手に文字で送る。

などがあります。実は私、LINEを使っていないのであまり知らないのですが(汗)、もしかするともっと変わった使い方があるのかもしれません。

1.ユニファイド通信とは

 働き方改革、生産性向上、地方へ安心してU・Iターン、育児や介護をしながらの就労、人材不足、皆さんの幸せ・・・これらの単語はすべてUCの目指すキーワードです。UCはコミュニケーションの目指すところは、わかりやすく言うと「あなたの隣に上司や部下(もしくは友人)が座っているのと何ら変わらない状況を作り出すこと」です。「働く場所を気にしない」「働く時間を気にしない」「仕事の無駄をなくす」など、従来の働き方ではできなくとも、UCを使えば効率的に仕事ができることになるのです。

 あまり日本では一般的ではないかもしれませんが、上司と部下が別の場所で働くことは世界的に一般化してきています。実際に、私が以前取引のあった会社では、部長はイギリスの自宅で働き、課長はシンガポールのオフィス、課員はサンフランシスコの自宅で働いているケースもありました。こんな例、特別じゃないんですよ。例えばソフトウェアを作る企業はメキシコ、シンガポール、エストニアにオフィスを作るだけで、ソフトウェアを24時間体制で開発することができてしまうんです。新製品の開発スピードが3倍早い。一方で、働く人はなぜ別の場所で働くのだろうと思いますよね?答えは簡単です。引っ越したくない、好きなところで働きたいからです。私の友人の一人は、子育て中なのとスノーボード好きなので山の近くに住んで毎日自宅で仕事をしています。

 会社は住む場所にとらわれずに優秀な人を採用できる。働きやすい会社にすれば社員は辞めずに働いてくれると考えるからです。 

2.便利な道具を普及するために我々はいます。

 こんなに素晴らしいツールがあるというけど、じゃぁなぜいままでこのようなツールがなかったのか?という疑問を持たれたあなた、とてもいい質問です。

 UCの言葉自体は数十年前からある古い言葉です。これらがなぜいま普及期に入っているか、これはひとえに技術の進展にあります。パソコンやインターネットの技術が発展しました。スマホやタブレットという、昔のスーパーコンピューターのような機械が生まれて安くなって(安くないけど)みんな使えるようになった。やっと「UCできる時代」になったと言うわけです。UCの中の人達も喜んでいす。

​LINEで電話をかけられるのと同じように、UCは発展して、そしてこれからももっと発展していきます。しかしこれには重要な要素が必要です。普及のためには「ITに詳しくない人にも安心して使ってもらえること」「社会の人が安心して受け入れてくれること」です。包丁が使い方次第で凶器となってしまうと同様に、UCも使い方次第では悪いことにも使えてしまいます。その例、我々が最もいま危機感を持っているのが特殊詐欺です。

我々には非常に辛く歯がゆい話ですが、「どこでも仕事ができる」ツールはときに犯罪者にとって有利に働きます。我社会に普及するにあたって何とかしないといけないと、事態を深刻に受け止めています。

2.便利さと安全を両立するために

 UCでは利用者が悪いサービスかどうかの区別がつきにくい、犯罪者に加担するような悪い事業者・サービスがあるかもしれません。JUSAはこれらの問題を解消するために、UCの安全・見える化に取り組んでいます。色々UCの事業者が増えてきても、少なくともJUSAの会員は厳しいJUSAの規定を守って真面目に取り組んでいる事業者であることを証明していきたいと考えています。UCは人々の幸せを実現するためにあるものですから、便利さをより便利にするために努力していくことを誓います。

JUSAと協会員の安心・安全なサービスへの取り組み

ユーザに安心して使っていただくための取り組み (優良サービス見える化​)

・有料UCサービスの認定制度(準備中)

犯罪を抑止するための取り組み

・反社会勢力排除宣誓

・法令遵守の誓約

・回線標準識別音の導入

・契約者の確認方法の標準化

JUSAの会員は善良かつ品質確かな企業です。​新しいWeb会議システム、電話サービスやクラウドPBX等を導入される際はJUSA会員企業にお問い合わせください。

© 2019 Copyright Japan Unified communication Service provider Association, JUSA

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